本校の教育は、各領域の講義のほか、現地実習、ゼミ、総合的学習、卒業研究、特別講義、特別活動及び寮生活をもって構成する。
講義の領域は、「経営力」「農業力」「社会力」「人間力」(以下「4つの力」という。)の4分類で構成し、各領域の下に学群を設け、各学群の下に科目を設ける。
現地実習は、将来の農業経営に繋がる農業分野や他産業分野での学習をとおして、農業経営の本質及び可能性を実感するとともに、農業経営者としての視野を広げることをねらいとする。
ゼミは、学年単位または2学年合同にて、専門的な課題に対して、グループによる調査研究、発表、討議等を行うことを通じ、学生の専門知識の習得及びコミュニケーション能力の向上をねらいとする。
次の(ア)から(ウ)をねらいとして、創意工夫を活かした教育活動を行う
卒業研究は、卒業後に自らの農業を実践する上で必要となる経営計画を作成する。その過程で、食や農業に関わる新しいビジネスモデルの提案等、学生自らの関心に即した調査研究を行う。
特別講義は、時代の流れや学生のニーズに応じた講師を招聘し、学生の幅広い視野や農業経営者に求められる様々な資質、能力、態度をはぐくむことをねらいとする。
特別活動は、体育的活動、文化的活動等を通じ、幅広い経験を積みながら、健康の保持増進、芸術や伝統文化への理解を図るとともに、人間としての在り方生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養うことをねらいとする。
本校の学生は、既婚者である等、校長が認める特別な場合を除いて寮で生活とするものとする。寮での生活も本校教育の重要な柱としてとらえる。寮の運営は、将来の農業経営者にふさわしい規律と、自主性・自律性を重んじる。寮での生活は、学生同士の議論を深め、豊かな人間性と経営者に必要な実行力を磨く場となるよう配意する。