講義の前半では、阪神淡路大震災をきっかけに、人生において衣食住の中でも「食・住」を追求したいとの思いから、建築業界にてキャリアを積まれ、そして農業界へと転身された高瀬氏の現在に至るまでの歩みをライフラインチャートでご紹介いただきました。続いての果実堂グループの紹介では、「休める農業、稼げる農業」を普及し、農業を人が集まる産業とすることをめざしているとの言葉に、学生たちは強く共感しているようでした。
また、海外での共同事業として台湾での取組み事例をご紹介いただき、高温多湿な環境で取り組んだことはいずれ日本にフィードバックできるという考えや、製品・生産活動の指標としてQCDSの考え方をご教示いただきました。
講義の合間には高瀬氏のお話に感銘を受けた多くの学生が教室内に長い列を作っていました。



