講義では、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが取り組まれている海外事業について、現地でのお客様へのインタビュー動画を交えてご紹介いただきました。
世界全体における食料消費量の推移と輸出入の概況に関するお話では、世界の飲食料市場規模が拡大を続ける中で日本産品の国際競争力は非常に高く、これを商機と捉え、海外へ目を向けて販路を切り開いていくことが、日本農業の新たな未来を拓く可能性に繋がるとのお言葉もいただきました。
また、講義後にはシンガポールとのオンライン中継にて現地在住バイヤーの桧山様にご登場いただき、自家の作物やこれから生産を予定する作物が実際に海外マーケットでどのように評価されているのかなど、海外展開を考える学生達から次々と質問の手が挙がりました。
日本人との味覚の違いや好まれる食味、規格の違いなど、現地ならではの生の情報を伺い、学生は日本産農畜産物の可能性を改めて認識するとともに、海外輸出の可能性について、グローバルに視野を広げることができたようです。
