アグリフューチャージャパン(以下、AFJ)では、
これまで、日本農業経営大学校の学生募集に伴って、色々な立場の入学志望者のお話を聞いて来ました。
その中には、『現在、自家の経営や農作業の戦力になっていて、なかなか身体を空けられないんだ！！』とか、『経営者としての勉強をしたいんだけど、その前に色々準備することがあってすぐには行けないんだ！！！』
といった事情を抱える優秀な志願者がいらっしゃいました。
今回、そんな入学志願者の悩みに応えるべく、AFJでは「AO入試」制度を新設しました。
『それってどんな入試なの？？？』 って疑問が残るあなたへ！！！
”AFJの役員に聞いてみました。”
Ｑ． そもそもＡＯ入試のＡＯってどういう意味ですか？
Ａ．ＡＯのＡはＡｄｍｉｓｓｉｏｎｓ、ＯはＯｆｆｉｃｅ。 ＡＯ入試は、もともとアメリカで生まれた入試方法で、本来は選考の権限を持つ「アドミッションズ・オフィス」という機関が行う経費削減と効率性を目的とした入試と言われています。
Ｑ． 普通の入試とどこがどう違うんですか？
Ａ．ＡＯ入試は、日本では、現時点で明確な定義がなく、各大学が独自のやり方で行っています。 また、ＡＯ入試は自己推薦などに似た入試形態で、学力では測れない個性豊かな人材を求めることを目的としていますので、具体的には本校が求める学生、本校が期待する農業者を、目的意識や熱意・意欲を重視して合否の判定を行います。
Ｑ． 受験資格のある人はどんな人なの？ （僕でも受験できるのかなあ～？）
Ａ．受験資格は、大学を卒業した方、またはこれに準ずると認められる方で、入学する年の4月1日時点で40歳以下の方です。実際に期待しているのは、現在すでに就農していて、対外役職が組織の代表者または実質的に自家又は農業法人の経営を担っている方ですよ。これから自分の農業をもっと大きくして、日本の農業を変えてやろうなんて夢を持った方をお待ちしています。。
Ｑ． 受験料や学費、寮費などの生活費はどうなるの？
Ａ．受験料は頂きます。受験そのものはみな同じスタート台です。でも、ＡＯ入試で合格された方は学費の60万円（年間）は免除です。所謂特待生扱いです。寮費などの生活費は負担して頂きます。 ここはご理解ください。
Ｑ． 入学時期は4月ですか。どうなるの？
Ａ．ＡＯ入試合格後、3年以内に入学することとし、入学年度は受験生が決定します。自らが主体となっている農業経営から離れることを考慮して、より実践的な教育が受けられるように、教育プログラムは個人毎に手作りです。なので、入学時期は、相談はさせて頂きますが原則は4月です。
Ｑ． 実習で4ヶ月も抜けられないんだけど、大丈夫かな？
Ａ．大丈夫ですよ。例えば、１年次の先進農業経営体派遣実習や２年次の企業派遣実習を自家の農業法人の農業経営に充当する等柔軟に考えます。
Ｑ． 家業の農業のことが心配で、在学中はいろいろ事情が変わると思うんだけど大丈夫かなあ～？
Ａ．基本は2年間の当校カリキュラムをしっかり学習して頂く必要があります。もちろん何が起こるかわかりませんから、すべての要望をお聞きできないかもしれませんが、都度相談はさせて頂きます。
AFJの役員さん、丁寧な説明ありがとうございました。質問を終わります。
