本校では、農家の出身であるかどうかを問わず、日本農業の未来を切り拓こうとする一人として、自ら農業経営に取り組もうとする志の高い者に入学していただきたいと考えています。
農家出身者であれば、例えば単に親の経営を引き継ぐだけではなく、親の経営資源や地域資源を活用し、新たな経営作目の導入や新たな地域農業の仕組みづくりを構築しようとする者です。
農家出身でない者であれば、例えば地域農業の担い手がいなくて困っている地域に定住し、農地利用の集積集約化を行う農地中間管理機構(農地集積バンク)等を活用して農業に取り組み、地域農業を支えていこうとする者です。
また、本校では、社会人経験者や現場で農業を学んできた者を歓迎しています。
会社勤めなどの経験は、農業を幅広い視点でとらえることができますし、今後の農業経営にも役立つものと思います。
農業現場での研修経験があったり、道府県農業大学校で農業技術を学んできた者は、農業現場の実態や課題をよく把握していますので、本校での学びもより実態に即したものになると思います。