授業紹介-経営力 | 農業経営のための農業の学校【日本農業経営大学校】

授業紹介-経営力

授業紹介 経営力

経営者に求められる本質的な知識や技法を学び、経営者としての判断、決断ができる 資質、能力、態度を育む。

経営力で学べること

経営者に求められる考え方や知識を学び、意思決定ができる資質、能力を身につけます。 経営戦略、マーケティングから、農業簿記・会計に至るまで、多岐にわたる講義が展開されます。 さらに、ケース・スタディやディスカッションの機会も取り入れられ、実践的な内容となっています。

経営力入門

マーケティング入門【1年次前期】
主な講師陣
松尾 和典 (日本農業経営大学校専任講師)
折笠 俊輔 ((公財)流通経済研究所主任研究員)

マーケティングの定義や考え方を中心に、基本的な知識を確認する。様々なケースを中心にマーケティングの成功要因を自ら考えることに重点を置く。また、マーケティングに携わっている実務家を招聘し、実践的な話を聴く機会を設ける。

農業簿記【1年次前期・後期】
主な講師陣
野島 一彦 (学校法人大原学園簿記講座教務部部長代理)
西山 由美子(税理士、にしやまゆみこ税理士事務所所長)

農業簿記検定の教科書・問題集を使用して、簿記の基本から、農業特有の取扱いを踏まえた日常的な記帳、決算時の会計処理、財務諸表の作成までを演習を多く取り入れながら学習し、1年次前期において農業簿記検定3級試験の合格を目指す。また、税務上の取扱いのうち、農業特有の内容を学習する。

経営戦略

農業・食の経営戦略【1年次前期・後期】
主な講師陣上原 征彦 (昭和女子大学 現代ビジネス研究所 特命教授)

農業経営における競争優位を見出し、戦略を立案し、意思決定をするための力、それを実行に結びつける力を身に付けることを目的とする。ケースメソッドを活用するとともに、優れた農業経営者の成功要因を調べ、これをもとにディスカッションを展開しつつ、より現実的な問題にアプローチしていく。

農業経営学【1年次前期】
主な講師陣南石 晃明(九州大学大学院農学研究院教授)ほか

学際的・国際的な視野に立って農業経営発展に資する経営管理の理論と方法について学ぶ。農業は地域に根差した産業であるが、次世代の農業経営には、他産業や海外農業の動向・発展方向についても理解をし、地球的・長期的な視点から経営戦略の策定とその効果的な実行を行うことが求められている。そこで、多様な農業経営の発展過程とその経営管理について、理論および方法の両面から理解すると共に、実践的な農業経営管理手法を身に付ける。

情報戦略の理論と実践 【1年次後期】
主な講師陣松尾 和典(日本農業経営大学校専任講師)

経営・マーケティング活動における情報戦略を幅広く学習し、イノベーションの実現、顧客との新たなリレーションの構築、農産物の販売手法の拡充等、情報をいかに戦略的に活用していくかを実践的に学習することを目的とする。ケーススタディや実践者からの講演等を取り入れた授業を行う。

農業・食の経営組織 【2年次後期】
主な講師陣納口 るり子 (筑波大学生命環境系教授)ほか

農業経営を人的組織として把握する必要性、従業員の採用・研修や経営内の経営情報の集積、後継者の育成方法などについて論じる。大規模雇用型家族経営や雇用型農業法人を想定しているため、中小企業で採用されている人的資源管理の視点やネットワーク型の経営間組織についても考察する。講義は、農業法人の経営者を含む実務者による講義も想定している。

流通・マーケティング

消費者の心理と行動 【1年次前期】
主な講師陣神谷 渉 (玉川大学経営学部国際経営学科准教授)

消費者が買物や、所有、商品の使用といった消費活動を行う際に、どのような要因が存在するのか、それらはどのように影響し合うのか、それらによってどのような結果が生じるかについて学ぶ。手法について講義後、簡単な実習を通じて基礎の習得を目指す。

食農連携マーケティング 【1年次後期】
主な講師陣三村 優美子 (青山学院大学経営学部教授)ほか

地域社会・農業の価値を活かすマーケティングを食農連携マーケティングとした上で、その基本的な考え方から、実践に至るまで、事例研究、実務家による講演や討議を通じて学ぶ。最後に食農連携マーケティングをどう進めるかグループによる企画提案を行う。

食品流通論 【1年次後期】
主な講師陣
大塚 明 (前 日本スーパーマーケット協会専務理事)
高橋 佳生 (公益財団法人流通経済研究所常務理事)

流通の基本的な概念・機能を学び、さらに消費財全般の流通チャネルの変革や、国際化、法 規制といった最新のトレンドにも触れていく。また、農業・食品産業にかかわる流通についての 講義も実施することで、農業経営者として実務で活用できる知識の習得を目指すものとする。

会計・マネジメント

農業経営の会計・ファイナンス【1年次後期・2年次前期】
主な講師陣森 剛一(税理士、アグリビジネス・ソリューションズ(株)代表取締役)

農業経営を数字によって把握することで、利害関係者に的確に説明できる能力を磨く。また、農業経営を発展させるための経営計画を策定するスキル、的確な投資判断や資金調達をするための手法を身に付けることを目的とする。講義は演習方式により、経営の課題について受講生どうしの討議を行うことで、財務諸表の見方や経営分析の手法を学ぶ。

コーポレート・ファイナンス 【2年次後期】
主な講師陣竹林 陽一((株)クリエイティブ・ジャングル 代表取締役社長)

本講義では、ファイナンス理論に始まり、経営者として実務上の意思決定を行う力を身につ けていくことを目的とする。意思決定とは、起業する際の投資判断と、そこに必要となる事業資 金の調達や生まれる利益の運用に係る判断を指す。まず基礎的な概念や構造を理解した上で、 足許の金融事情も取り入れながら、企業価値算定や資金調達の考え方と実務についても学ぶ。

農業におけるリスク管理【2年次前期】
主な講師陣池戸 重信 (宮城大学名誉教授、 (一社)日本農林規格協会会長)

農業は自然を相手に生きものを生産する産業であるから、2次、3次産業以上に多様なハザード(危害)が存在し、リスクにさらされる。農業においても今後、経営規模が大きくなり、6次産業化によって事業内容も複雑化するにつれ、リスク管理が経営の命運を左右する可能性が拡大する。この授業では主要なリスクとそれへの対処方法を習得する。

農業経営の社会的責任 【2年次後期】
主な講師陣(調整中)

本講義では、経営を実践していくなかで求められることになる社会的責任がより戦略的になり、同時に長期的な取り組みとして、経営における大きな課題となってきていることを確認し、今後の戦略として、どのような選択が考えられるか、を目的としている。

経営者の法律【2年次後期】
主な講師陣
須藤 英章 (弁護士、東京富士法律事務所代表)
足立 学 (弁護士、東京富士法律事務所)
須賀 一也 (公認会計士、須賀公認会計士事務所代表)

事業の展開や組織の運営を行う際に直面する、経営者として最低限身に付けておくべき法 律知識の習得を目的とする。授業では、民法を中心に各種契約の概念につき、法律の条文や判 例等を織り交ぜながら、実際の農業経営での活用を前提に学ぶ。さらに、税法の基礎について 学習する。

事業創造・イノベーション

ナレッジマネジメント 【1年次後期】
主な講師陣梅本 勝博 (北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科名誉教授)

組織経営における知のマネジメントの理論的枠組みと実践方法について理解する。経営を知の創造・共有・活用のプロセスとして捉え、その理論的モデルと実践戦略・手法、情報技術の活用、場の役割などを論じながら、事業創造のためのビジネスモデルという知識を創造するための方法論、農業のサービス化と顧客との価値の共創の重要性を学ぶ。

イノベーション実践論 【2年次前期】
主な講師陣丹羽 清(東京大学名誉教授)

受講生がイノベーションを実際に起こすにはどうすればよいのかという実践的課題を扱う。 まず、イノベーションの基本的考え方を理解して、それらを実践する際の応用上の課題を議論する。ついで、複数の人間からなる組織の中でイノベーションを実際に起こそうとする際の困難さを明らかにして、それらの解決の方法を議論する。

アントレプレナー論【2年次後期】
主な講師陣(調整中)

アントレプレナーの考え方・取り組み方について学ぶ。特に創業者としての経営理念、経営指 針、経営戦略の組み立てや、意思決定、人材採用・育成について、経営の実践者を通じて論じて いく。また、ゲスト講師と学生、学生間でのディスカッション時間を積極的に設け、学びを深める。

農業経営改革実践論 【2年次前期・後期】
主な講師陣近藤 修司 (北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科客員教授)

主体的に未来を創り出すという視点から経営改革事例と理論・手法を習得し、自分の改革実践提案書を構築する。経営改革実践者や経営分野・企業戦略分野などのコンサルタントが持っている「診断・ 課題設定・問題設定・企画構想・組織化人材育成・成果実現」の体系と経営改革実践力を習得する。

経営戦略 農業・食の経営戦略

農業経営の問題点と解決方法を、 様々な角度から考えます。
上原 征彦
〈担当講師〉上原 征彦
昭和女子大学 現代ビジネス研究所 特命教授

これからの農業には戦略的な思考と経営者としての判断力や決断力が必要です。本講義では、農業経営における競争優位を見出し、事業を維持・拡大していくための戦略立案とそれを実行に結びつける力を身に付けることを目指しています。農業経営が抱える現実の問題点とその解決方法について、様々な角度から受講者とディスカッションを深めつつ、本講義を通じて多様なアイディアの創出にチャレンジしていきましょう。

「経営」について、幅広く興味深く学べます。
山口 雅暁
〈第4期生〉山口 雅暁 岩手県出身

上原先生は、農業はもちろん農業以外の分野についても、様々な事例を紹介してくださいます。セコムの経営多角化のお話を聞き、これからは農業も他の産業とコラボレーションしていかなければと感じました。また、将来「花き」をやってみたいとお話ししたところ、相談できる方を紹介してくださったり、他の授業の内容がこの授業で聞いたお話とつながることも多く、経営を学ぶ基礎となる授業だと思います。

会計・マネジメント 農業経営の会計・ファイナンス

自らの農業経営を数字で把握し、発展させる力を養います。
森 剛一
〈担当講師〉森 剛一
税理士、アグリビジネス・ソリューションズ(株)代表取締役

自らの農業経営を客観的に数字によって把握できるようにするとともに、金融機関などの利害関係者に的確に説明できる能力を磨きます。また、農業経営を発展させるための経営計画を策定するスキル、的確な投資判断や資金調達をするための手法を身に付けることを目的とします。

経営者に必要なファイナンスの基礎知識が身に付きます。
綱島 慶人
〈第2期生〉綱島 慶人三重県出身

1年次に学んだ農業簿記の知識を活用し、より実践的な学習を行います。実際の決算書から見える経営上の問題とその解決策を、学生同士で議論して摸索。キャッシュフロー計画などのファイナンス知識、今後増えるであろう農業法人のM&Aや大規模農業に必要な管理会計の基礎力を身に付けることができました。また、家族経営、農業法人、農事組合の決算書を見比べて、独立就農時や実家の経営を受け継いだ場合にどの経営形態をとるのがベストなのかも考えました。

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