慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)、1982年より、旭化成グループのシンクタンク機関、旭リサーチセンターにてマーケティング、イノベーション・新事業創造の推進、生活者研究などを専門領域として従事。2020年からは、同社のシニア・リサーチャーとして、旭化成の新規事業プロジェクトにも携わる。1994年より公益社団法人日本マーケティング協会のマイスター、アドバイザーも務める。
日本では、農業をビジネスとして捉えている人がまだ少ないと聞きます。これから新たに農業を仕事として目指すみなさまには、先人の知恵や地域とのつながりを大事にしながらも、もう片方の目で、異業種の知恵や経営ノウハウ、マーケティングなどの力を借りて、新しい農業の創造を目指してほしいと思います。 私自身は農業の経験はありませんが、農業は生命(いのち)を守り、くらしを支える、さまざまな可能性を秘めた未来の産業だと確信しています。