卒業生の活躍 | 農業経営のための農業の学校【日本農業経営大学校】

卒業生の活躍

卒業生の活躍

卒業生たちがつながり、切磋琢磨しながら、日本中に新しい農業を生み出していく。

卒業生の活躍
中瀬 健二

熊本県菊池郡大津町で就農

農家出身親元での独立就農
〈第1期生〉中瀬 健二

大学進学時から実家の農業を継ぐと決めていましたが、卒業して即就農だと父親の農業を受け継ぐだけになってしまうと思いました。自分が目指す農業をやるには、ブランディングの知識や販売力を含めた経営力が足りないと感じていた時に、父親から日本農業経営大学校を紹介され、ここなら集中的に学べると思いました。

本校で得た学びをどう生かしているか

企業実習先との直接取引が始まっています。今は商品を直接卸したり、イベントへの参加や地元の生産者の紹介などが中心ですが、法人化に関する相談や、貯蔵庫の規模拡大に対するコンサルティングの相談も行っており、今後さらなる広がりが予想されます。

卒業後1年間の取り組み

これまではホクホクした食感のサツマイモを作っていましたが、焼き芋ブームに乗り、昨年は6割、今年は9割をしっとり系品種の「紅はるか」に変更しました。また、3年前から構想と試作を重ねてきた干し芋の商品化について、加工と検査を外注する形で、今年度からの本格販売を検討中です。まずは道の駅でのお土産や贈答用として販売を開始。そして台湾でのテストマーケティングで需要があるとわかったので、海外への販路拡大も視野に入れています。さらに知り合いのIT企業が展開するソーシャルゲームの景品として、サツマイモの提供を始めました。新しい販路であるとともに、全国の幅広い層に向けたPR効果も期待できると思っています。また、卒業研究を行う中で、出荷時のサイズや形に関する規格が多すぎることに気づきました。そこで企業実習中にバイヤーさんへのヒアリングやテストマーケティングを行い、規格を見直し。現在は規格数を3分の1程度に減らし、コストも削減できました。

卒業後1年間の感想

1年目に技術面を習得したいと考えていましたが、実際は覚えることが多くて学びきれませんでした。先輩経営者かつ実践農業者である父親の頭の中にあるコツやノウハウも含めて、マニュアル化の必要性を感じています。また、新商品を作る計画もありましたが、加工などの6次産業化に関する作業を農作業終了後に始めなくてはならないことや、苦労と売り上げのバランスを考えると、計画し直す必要があると痛感しました。今後は自分ですべてを行うのではなく、実現可能なやり方を探していきたいと思います。

卒業生同士のつながり

卒業後も、会員企業交流会やゼミの現役学生の研究発表時に集まり、就農後の経過報告や情報交換を行っています。壁にぶつかった時の失敗談や解決策を聞くと、みんなの頑張りや成長が見えてきて、自分も負けていられない!という気になります。また、自分たちが作った物の物々交換も、モチベーションアップにつながっています。

今後の夢や目標

まずは栽培面のマニュアル化です。感覚的な部分を明文化し、工程を見える形にすることで、誰でもできる栽培を目指します。栽培管理面では、グローバルGAPの導入も検討しています。また、経営面では利益率の向上を図りたいです。原価の低減はある程度できているので、次は販売単価の向上が目標。消費者に手間をかけさせずに美味しさを届けるという発想で、新しいプロダクトを開発したいです。さらには海外進出と、5年以内に売り上げ1億円を目指します。そしてゆくゆくは地元で一番、最終的には九州で一番大きな経営体になりたいです。

荒木 健太郎

兵庫県たつの市で就農

非農家出身独立就農
〈第1期生〉 荒木 健太郎

卒業後まずは、少量多品目の露地野菜20aと稲作を1.2haしました。野菜やお米は、個人宅や個人の飲食店へ個別宅配をしました。2年目に入り、露地野菜を40a、稲作を2.2haに規模拡大し、放し飼い養鶏(20羽)も始めています。また、お嫁さん探しは継続中です。農地は、ほぼ全て利用権を設定して借りています。現状の一番の課題は、農業倉庫を建てる資金が足りないこと。将来の目標は、3年目に黒字化し、その後、研修生や雇用の受け皿となって新規就農者を増やす役割を担いたいです。そして6年目をめどに法人化し、この四季豊かな日本の風土を守れる人になりたいです。

中平 拓海

高知県大豊町で就農

非農家出身雇用就農
〈第1期生〉 中平 拓海

高知県で農家民宿と有畜複合農業を営む農業経営体に就農し、夏秋野菜の栽培、繁殖牛の飼育、農家民宿の運営について学び、実践しています。他にも狩猟や大工仕事、地域の集落活動、地元NPO法人の大豊町を盛り上げる活動にも参加。農業関係以外も幅広く活動することで、地域にもだいぶ馴染めています。農地は、独立時に現在の就職先から25aを譲り受けることとなっています。現状では経営継承も視野に、栽培の担当を受け持ち、顧客管理や経理、情報発信など経営に必要なことを実践させていただいています。それぞれの課題を見つけ、解決しながら取り組んでいます。

相原 美穂

宮城県仙台市で就農

農家出身親元での独立就農
〈第1期生〉 相原 美穂

卒業後、震災復興のためのトレーニングプログラムに参加し、宮城・岩手・福島の3県の農業者と農業の課題を掘り下げて解決策を探りました。その中で宮城の農業者10団体と、地元のスーパーマーケットチェーンでの軽トラ市や、青果バイヤー、飲食店経営者、JA理事、生産者でのトークセッションを企画・運営。量販店のニーズを探り、今後の販売について模索しました。今後は軽トラ市を年4回のペースで行い、宮城県での生産→流通の仕組みを構築したいです。生産面では、被災した土地の地力が弱いため、どのように肥料設計していくか普及員にアドバイスをもらいながら進めていきます。

大月 駿

栃木県宇都宮市で就農

農家出身雇用就農
〈第1期生〉 大月 駿

現在は、栃木県宇都宮市の農業法人でイチゴ生産に携わっています。将来は長野県の実家に戻り、既存の経営にイチゴをプラスし、従来の課題であった冬季の雇用対策を図ります。イチゴ栽培を開始するにあたっての初期投資は、補助金を使いながらというイメージですが、まだまだ構想の段階です。ゆくゆくは実家で取り組んでいる作物と、自分が導入するイチゴが同じブランドとして生活者に認知され、唯一無二の存在になれたらいいなと考えています。

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